いつ見てもいいもの

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ボートレースを楽しむために

メジャーリーガー・大谷翔平選手の通訳として活躍していた水原一平氏の違法賭博問題は思わず「えっ?」と声が漏れました。同じようなリアクションになった方も多いのではないでしょうか?内情もよく分からないので違法賭博問題には触れませんが、(勝手に)日本人代表のように扱われる大谷選手の身近でのスキャンダル。まるで家族かのように映っていた水原氏のニュースに釘付けになってしまった。その事実自体にもビックリなのですが、なにより驚いたのは金額で、初期報道の約6億8千万円でもビックリなのに、大谷選手の負債額は24億5千万円にもなるとか。あまりにも想像もつかないほどの額で言葉を失ってしまいます。

ボートレーサーも高収入の職業ですが、例年の賞金王が約2億円なので、12年、干支一周分も賞金王になり続けてようやく届く金額なのです。水原氏の行っていた違法賭博とは違い、ボートレースは公営競技でその売り上げが社会貢献や地域の活性化につながる事業です。その根底にあるものを忘れてはいけません。ただ、舟券ファン目線で考えればギャンブルであることは同じ。私自身も含め、身を滅ぼすようなことのないように楽しみたいものです。ボートレースオフィシャルウェブからも、ギャンブル依存症の不安がある人への注意喚起、そこからの対応例やサポートセンターの紹介を行っています。ギャンブルですから勝ち負けはありますが、ファンの1人として誰もが楽しめる競技であってほしいと思います。

井上泰宏

1986年生まれ 37歳。福岡県北九州市出身。大学卒業後ボートレース関係の会社に就職。2015年から日刊紙記者として若松ボートを担当後、2020年から芦屋ボートに常駐。趣味は釣り。車のシート下に餌が転がり込んだことに気づかず、しばらく異臭を放ち続けたのがトラウマ。