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ボートレースびわこでは、2025年4月25日の開催から試験的にE30ガソリンを使用したレースを実施していました。試験期間が終わっても、そのままE30ガソリンによるレースが行われてます。
E30ガソリンは、トウモロコシやトウキビなどを発酵、蒸留してできた発酵エタノールを、従来の混合ガソリンに30%混入したものです。ガソリンの性質が変わるので、スタートやターンに影響が出てきます。
導入初期は「これまでに経験したことのない体感」とコメントする選手もいました。スタートの起こしなどが違うこともあってスタートが揃わないケースも出ていました。当然のようにレースに変化が起きています。
ターンマークの移動などで1コースが強くなったびわこですが、E30ガソリンの使用で1コース1着率が50%を割るようになってきました。2023年同時期の1コース1着率は55.8%、2024年は51.4%あったものが2025年は48.9%に落ちています。レース展開に変化が出ているので、びわこ周年は「変化」を読んだ舟券作戦が必要です。
E30ガソリンを使用してからのコース別成績を調べると、3コースの1着率が2コースを上回っています。
決まり手をみると、まくりが45回、まくり差しが42回、差しが21回と、まくりが差しの2倍近くあります。スタートで先手を取って、そのまままくりを決めるレースが増えているのです。これは4コースにも言えることで、4コースが1着になった時の3連単出目は451が1位です。平均配当が6,547円、回収率が91.5%です。E30ガソリンで安定して早いスタートを決めている選手がいれば、3、4コースに入った時に狙ってみると面白いでしょう。
優勝戦といえば、1コース1着率が80%と、1コース絶対というイメージがありました。しかし、E30ガソリンになってからの優勝戦は、1コースが優勝したのは、15節中10回です。1コースが負けたレースで万穴が2回あります。奇数枠の絡みが多いのが特徴なので、3コースに入る選手を絡ませた舟券が有効です。優勝戦でも「3」がラッキーナンバーです。
1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。
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