土屋千明
土屋千明

旬レーサー 土屋千明(群馬)

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今期の3連率は約75%と舟券から目が離せない

父親はオートレーサー、弟はボートレーサーとレーサー一家で育ちました。プロ意識の高い選手です。GI出場はデビュー3年目、初優出はデビュー5年目は早かったのですが、優勝は2018年の桐生オールレディースです。デビュー15年目でした。通算優勝は3回ですが、2021年から優勝から遠ざかっています。

最近の走りの傾向は、平均的なスタートを決めてコーナー勝負に持ち込むレースです。1着、2着、3着がほぼ同じで、3連対率は約75%もあります。1着は1、2コースに集中しており、3コースが外は2、3等です。取るコースによって着順がはっきりしているので、それに合わせた舟券の買い方が必要になっています。

最近はすべての調子が良い

「A1級キープもできたし、今期もここまで勝率6点台半ばを維持できています。特に何かキッカケがあったというわけではなくて、今までと同じことを続けているだけなのですが、なぜか今はすべての調子が良いですね。調整も特にこれっていうプロペラの形ができたわけではありませんが、数字のないモーターを引いた時でも動いてくれています。

今月は今回の前に浜名湖レディースCに出場します。去年の福岡大会は予選突破ができたけど、準優は3着でした。GI初優出まであと一歩だったので悔しさが残りましたね。今年はここまでのリズムも最高なので、まずは何とか優勝戦に乗りたいと思っています。それに今年はドリーム戦からスタートすることができます。こんなチャンスは今後ないかもしれないと思っているので、気合が入りますね。桐生はもちろん得意ですよ」

1着決まり手(過去6か月)

逃げ…3回
まくり…2回
まくり差し…0回
差し…3回
抜き…0回
※出場予定…桐生=8月24日~29日
桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。