舟券の考えは3パターンまでにしておけ

{{ good_count }}

ボートレースは6艇によるレースです。3連単の組み合わせは120通りですが、6選手の動きによって6の6乗倍の展開が考えられます。天文学的な数字になります。どれに当てはまるかは、走ってみなければ正解が出ません。

しかし、可能性で言えばある程度のところまで絞ることができます。期待できないような展開を想定して舟券を買えば、点数ばかりが増えてしまいます。それでは舟券が的中した意味がありません。舟券は負けるために買うのではなく、勝つために買うのです。「ガミ」になるなら買わない方がいいのです。そのためには絞り込みが必要になってきます。

たとえば、4コースのまくりが想定できるレースがあったとします。まず買うのは、4コースがまくって5コースがついて回る4-5-流しです。次は6コースが差してくる4-6-流しになります。4コースのまくりが流れたときの5-4-流しも必要です。4と1が競った5=6まで買うのは勧めません。オッズとの兼ね合いで、展開の想定は3パターンくらいにしておいた方がいいでしょう。

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。