フライング明け1走目は1艇身残し

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期始めにフライングをした選手が休みを消化してレースに復帰しています。期の出走回数が65走以上でないとB2級になるというルールができたので、選手の考えも変わってきています。2本目のフライングをするとB2級落ちがほぼ確定します。

期始めのフライングをした選手は1か月くらい走って休みに入るので、今期の出走回数はA級で30走、B1級で20走くらいしか走っていません。65走に到達するには絶対にスタート事故は起こせません。シリーズに入ってスタート勘をつかんでくれば、コンマ10くらいまでのスタートを行けるようになります。

しかし、休み明け1走目はわかる範囲で安全なスタートになります。コンマ15の1艇身残しのスタートになるでしょう。1コースでコンマ15のスタートだと強気の攻める選手にまくりを決められます。中枠だと自力のまくりはありません。フライング明け1走目の選手の外側が攻めます。舟券から外せません。

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。