当たりの抽選は1日に12回しかない

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ボートのお客さんにはパチンコやパチスロをする人が多くいます。パチンコからボートに移ってきた人の言い分は「パチンコは1万円がすぐになくなるけど、ボートは1万円あれば遊べる」です。確かにパチンコやバチスロだと当たりがなければ1万円が20分間くらいで消えていきます。ボートだと100円券を買っている限り、それはありません。

なぜパチンコやパチスロだとお金の消費が早く、ボートでは遅いのかと言えば、ボートにはレースの間の休みがあるからです。パチンコやパチスロは玉を入れればすぐに抽選ですが、ボートは発売時間の30分は当たりの抽選は休みです。ボートは当たりやすいのではなく、抽選回数が少ないだけです。1点買いをしている以上、当たる確率は120分の1です。

ただ、ここでいろいろなデータを集め、舟券の経験を活かしていけば、当たる確率をもっと狭めることができます。舟券を買うときは、パチンコやパチスロの感覚でやるのではなく、自分の頭で考えて行くようにすれば、舟券資金を長く使えるようになります。

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。