磯部誠
磯部誠

旬レーサー 磯部誠(愛知)

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カド戦は1着よりも3着で受けろ

ダッシュ戦で強さを発揮するイメージの強い選手でした。2023年には徳山のグラチャンでSG初優勝をしています。アウトから上位着に絡むレースを見せてオール3連対でした。しかし、磯部は5年連続でスタート事故を起こしていません。メリハリのあるレースをしているのです。最近は本人がコメントしているように出足、ターン系統を来させています。そのためダッシュに回ったときの1着数が極端に減っています。過去6か月間で、4コースから1着を取ったのは1回しかありません。3着が目立つ近況です。舟券の参考にしたいデータです。

出足、ターン系統を仕上げる

「今年は絶対にグランプリへ戻るということを目標にしてここまでやってきて、3月には常滑周年で優勝もあったし、6月には丸亀でオールスター優出もできたので、まあまあ良い感じで来られているとは思います。ただ一般戦とかほかの優勝戦だと5、6着ばっかりだったのは不満ですね。そこもちゃんと拾えていたらなあと思うところはあります。去年はパンチがあるような調整も試して、それはやっぱり僕には向いていないかもと思いました。出足、ターン系統を来させるほうが、自分のスタイルに合うんじゃないかと今は思っています。それに今は正直プロペラよりも、モーター次第という感じが強いですね。皆そうだと思いますよ。悪ければダメだし、良いのなら良いと言う感じで。いかに良いモーターを引いた時に、自分の好きな状態にできるかですね。三国は行く度に良いねって言えているイメージです。整備士さんの協力も助かってます。今回も結果を残して、年末に繋げたいですね」
(マンスリーBOATRACEより抜粋)

●1着決まり手(過去6か月)

逃げ…26回
まくり…2回
まくり差し…5回
差し…6回
抜き…1回
※出場予定…GI三国周年=7月31日~8月5日
桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。