舟券を買わない人ほど予想に難癖をつける

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大学生は舟券を買えない時期がありました。法律が変わって20歳以上なら舟券を買えるようになっています。以前、会社関係の人がお客さんでいて、就職内定者にボートをやらせると面白いと教えてくれました。それは思い通りにならない世界が繰り広げられるから、耐える力がつくからだと教えてくれました。

ボートのYouTubeを見ていると、必ずゲストに難癖をつける人が出てきます。最初の頃は難癖をつけられると動揺したり、反発するゲストがいましたが、最近は「キミはまだ舟券の経験が足りないね」と軽くあしらうことが多くなりました。舟券を少しでもかじった経験のある人なら、予想がそんなに楽な仕事ではないことが分かるはずです。思い通りにならないことが多すぎるからです。意見の相違はあって当然ですが、無責任な難癖は自分の評価を落とすだけです。

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。