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展示航走は本番レース直前にモーターの状態を披露する最後の機会です。タイムデータのオリジナル展示タイムを発表するレース場も増えており、舟券作戦に欠かせないデータになっています。ただ、オリジナル展示タイムは、オリジナルとつくように主催者の公式データではありません。公式は展示タイムです。問題は選手によって展示航走の考え方があって、すべてが同じ条件のタイムにならないことです。回り足を重点的に仕上げる選手は展示タイムが出ないのに対して、まくりを得意にしている選手は伸び型仕上げで展示タイムを出す選手が多いようです。
展示順位は一緒に走る選手の中で、何番目の展示タイムかです。そこを修正して見ないと舟券作戦で失敗してしまいます。展示順位の数字が小さい選手ほど展示タイムを出す選手です。
展示タイムを出さなくて勝率を残している選手の特徴は、コーナー勝負に強い選手です。着順傾向を調べると、1着回数よりも、2着、3着回数の多さが目立ちます。まくり一撃が少ないせいです。スタートの早い守田は、まくり差しで抜け出すレースが目立ちます。展示タイムが悪いから舟券から外すのではなく、舟券に絡めた方がいい選手です。展示タイムが悪いという理由だけで人気を下げていれば中穴をゲットできるチャンスです。
・女子 展示順位/年間勝率/1着/2着/3着/着外
石丸小槙 1.46 3.74 6 11 15 69
石原凪紗 1.52 3.67 7 15 17 91
山下夏鈴 1.68 4.85 45 26 38 133
倉田郁美 1.95 4.34 8 16 24 81
門田栞 2.02 4.83 33 34 47 125
展示タイムを出しても結果を残せない選手は、名前を覚えておいた方がいいでしょう。柴田のように展示タイムを出してもまくりをやらず差しに構える選手もいれば、荒牧や重富ようにまくりしかやらない選手もいます。
女子は山下がまくりに徹しています。対戦相手が強く勝率を残せていませんが、1着回数が多いので、対戦相手を考慮して軸艇として狙えます。
1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。
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