今垣光太郎
今垣光太郎

ボートレースで最強の都道府県はどこか

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ボートレース甲子園は2019年からスタートした比較的新しいGⅡです。出場選手は、各都道府県の勝率上位5選手の中から1名を選出します。さらに委員会推薦を加えた52名です。優勝賞金は510万円。高校野球の夏の甲子園大会と同じように地域格差があるため、優勝する都道府県も限られています。

都道府県別級別選手数

出身地 A1級 A2級 B1級 B2級
北海道 1 0 4 3
青森 0 0 1 0
岩手 2 0 0 0
宮城 0 0 4 1
秋田 0 0 1 2
山形 0 0 1 1
福島 2 1 5 0
茨城 1 2 5 0
栃木 2 4 5 0
群馬 13 8 28 10
埼玉 14 15 43 10
千葉 8 6 13 3
東京 17 11 44 13
神奈川 3 11 19 4
新潟 1 0 1 0
山梨 0 3 2 0
長野 1 1 0 2
岐阜 0 3 1 2
静岡 17 17 45 6
愛知 34 23 71 11
三重 10 13 20 9
富山 0 1 1 0
石川 3 8 10 1
福井 5 4 10 2
滋賀 5 12 4 3
京都 7 5 7 2
大阪 31 23 46 6
兵庫 19 15 23 4
奈良 1 2 2 2
和歌山 0 0 3 0
鳥取 1 0 2 0
島根 1 0 2 2
岡山 18 16 47 7
広島 13 15 40 4
山口 16 12 37 9
徳島 9 8 19 4
香川 9 9 22 4
愛媛 6 3 11 2
高知 3 0 4 2
福岡 32 41 109 20
佐賀 11 12 29 3
長崎 6 10 28 5
熊本 2 5 7 2
大分 1 1 3 3
宮崎 2 3 4 2
鹿児島 0 1 4 0
沖縄 0 2 8 2
外国 0 0 0 0
合計 327 326 795 16
※2025年5月1日現在

歴代優勝者

第1回 2019年 浜名湖 今垣光太郎(石川) 4コース まくり
第2回 2020年 三国 峰竜太(佐賀) 3コース まくり差し
第3回 2021年 丸亀 毒島誠(群馬) 1コース 逃げ
第4回 2022年 下関 深谷知博(静岡) 1コース 逃げ
第5回 2023年 尼崎 片岡雅裕(高知) 4コース まくり差し
第6回 2024年 津 毒島誠(群馬) 1コース 逃げ

最多選手は福岡県の202名

2025年5月1日現在で、ボートの選手は1615名います。出身別の選手数では福岡県の202名が最多です。これに次ぐのが愛知県139名、大阪府106名です。福岡県は県内に若松、芦屋、福岡と3レース場があるのも選手数の多さに関係しています。

最多A1級は愛知県の34名

A1級の数では愛知県の34名が最多です。ここから1名がボートレース甲子園に出場するので、愛知は狭き門です。一方、A1級が0名の県も多く、実力差が大きくなるのがボートレース甲子園の特徴です。A1級のいない都道府県から優勝者は出ていません。

A1級の比率の高いのは岩手県、京都府、兵庫県

A1級の比率を調べると、菊地孝平中澤和志がいる岩手県がA1級100%です。岩手出身でも菊地は静岡支部、中澤は埼玉支部です。岩手県の後は京都府が33%、兵庫が31%と続きます。愛知は24%、峰グループが活躍する佐賀は20%と低めです。
桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。