旬レーサー 金田智博(石川)

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GⅡでは枠番に対応して着順

前走地の江戸川では初日からチルトを1.5度に上げてまくりで連勝していました。3日目からは江戸川MAXのチルト2.0にも挑戦していました。福井支部は下出卓矢がチルトを上げて結果を出していることもあって、佐藤悠などチルトを上げる選手が増えています。金田もその一人ですが、まくって1着とは限りません。チルトを上げて中間着を取ってきます。着順傾向は1着、2着、3着を均等に取ります。1コースを外せば2、3着が多くなる選手と覚えておいた方がいいでしょう。

今年は大村、徳山でモーターボート大賞を走っています。予選突破はできていませんが、枠番に対応して着取りをしているので、舟券の参考にしてください。チルトを上げても外枠だと出番が少ないようです。

伸び特化ではなく、全部の足を良くする調整

「最近はフライングが続いていて、正直リズムはあまり良くはないですね。ただ、モーターの仕上がりは割と良い感じになることが多くて、仕上がらなかったっていうのがそんなにないですね。A1級になった時のような凄く伸びる足とまではならないですけどね。それに今は伸び特化とかじゃなくて、全部の足を良くするイメージでやってます。ちょっとスタートを行くのを控えたくて、スタートを行かなくても勝てるために調整力やターン力をつけておきたいですね。
児島は海水なのが気になりますね。海水が得意じゃなくて。でもGⅡに呼んでもらえたのは嬉しいです。大きなレースがあっせんに入っていると、前後の開催も頑張ろうって思えるんですよね。
A1級に上がれた時はすぐにF2をしてしまって、グレードレースをまともに走れなかった。またA1級に戻らないと始まらないと思ってます。なので今期はフライングせずにA1級を目指して頑張ります」 (マンスリーBOATRACEより抜粋)

●1着決まり手(過去6か月)

逃げ…14回 まくり…4回 まくり差し…0回 差し…0回 抜き…0回
※出場予定…GⅡ児島MB大賞=7月1日~6日
桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。