落としてターンする選手の外隣は買っておけ

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現在使用しているモーターはヤマト331型です。2014年から低出力モーターとして使用してます。馬力が32馬力から31馬力に落ち、周回タイムが2秒近く遅くなっています。接戦になったときのレースを見ていると、先行艇の引き波を差そうとする選手とターンマークを外して外から外へとターンをする選手がいます。どちらが勝つかと言えば、外から外へとターンした選手です。ヤマト331型を10年近く使用していると、選手の方もどういった走り方がいいのか、わかってきます。引き波を避けて外から外へとターンするやり方です。

しかし、ベテランの中には小回り癖が身についていている選手がいます。ターンマークを外さないようにするのです。レバーを落としてターンをするので、スピードはありません。誰が得をするのかといえば、その選手の外隣の選手です。1コースでないので1着は難しいでしょうが、2、3着には必ず絡んできます。

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。