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今週は唐津と桐生でGI周年記念が開催されます。唐津はデイレース、桐生はナイターレースです。淡水の競走水面という共通項がありますが、標高は約100m違います。モーター性能に違いが出てくるのでレース形態が違ってきます。レース場の特性を考えて舟券作戦を立てる必要があります。基本的に6月は強い風は吹きません。梅雨に入り湿度が関係してきます。湿度が高いと燃焼効率が落ちるので1コース有利とは限りません。
一般レースの桐生の1コース1着率は50.7%です。それと比較すると1着率65.4%という数字は、かなり1コース有利です。2着も内側から外へ行くほど弱くなっていますが、3着はほとんど変わりません。1、2着を特定できても「3着は流せ」が桐生GIの舟券です。2コースから外の選手を買うときは、出現率の高い3連単の出目を見てもわかるように「1コースの2着受け」です。 準優、優勝戦の1コース1着率は80%もあるので、「1外し」は無謀な舟券です。1コースが逃げるレースは、2着に2、3、5コース、3着は4コースの選手が絡みます。
近況好調なモーターは20号機です。GWが毒島誠が優勝、その後も大澤風葵が優勝しています。伸びは目立たなくてもターン回りが強力な仕上がりです。コーナー勝負に強い選手向きです。伸びをアピールするのが16号機です。マスターズCで中辻崇人がまくりで2勝しており、伸び仕様に仕上げています。ダッシュ戦に回った時に威力発揮です。
桐生と同じようにGIになると1コースが強くなります。桐生と違うところはダッシュ勢の成績です。特にカドの4コースは決まりません。追い風が年間を通じて吹くことが多いので、まくりよりも差しです。ただ、6コースの1着率は桐生よりも高めです。まくりではなく、まくり差しです。2着は2、3コース、3着はダッシュ勢をつけた方がいいようです。ダッシュ勢が勝つときは1コースが残りません。 準優、優勝戦の1コース1着率は81.3%もあるので「1外し」はしない方がいいでしょう。2着は2コースが入ります。1-2から3着はダッシュ勢が効率的な舟券です。
20号機が初使用から好成績をキープしています。初使用してから優出7回、優勝7回です。4月戦で森永淳が10戦9勝で優勝しています。注目したいのは55号機です。5月戦で蒲原健太が7戦5勝、3着2本という成績を残しています。選手を選ばず勝率アップに貢献するモーターです。誰が引いても上位進出する舟券貢献度の高いモーターです。
1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。
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