女子戦のスタート展示の隊形は信用するな

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レディースオールスター浜田亜理沙が優勝しました。期始めにフライングをしているため、優勝戦の2本目の事故点が50点をどう評価するかが舟券のポイントでした。結果は1コースからコンマ09のスタートを決めた浜田の勝ちでした。「応援してくれるファンのためにスタートを決めた」とのことです。

女子戦はスタート展示で立ち遅れる選手がいます。レース前のスタート特訓を2本やっているにも関わらず、立ち遅れる選手が出てきます。男子選手だとスタートで立ち遅れるとモーターが悪いのではないかと心配しますが、女子の方はそういった心配は無用です。スタート展示で立ち遅れていても本番はキチンとスタートを揃えてくるからです。スタート展示の隊形を基準にして展開を考えても意味がないということです。何を基準にするかと言えば、選手が持っている平均スタートタイミングです。スタートを行く選手はいつでも行き、行かない選手は行きません。

6月に入ると多摩川、津、浜名湖で連続して女子戦が開催されます。

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。