第52回オールスターの女子選手の買い頃、外し頃

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オールスターの前身は全国地区対抗です。各支部から8名の選手が出場して、地区の名誉をかけて競っていました。1973年に全国地区対抗がファン投票による笹川賞になり、2014年の第41回大会からボートレースオールスターと名称を変えています。女子選手がオールスターに初出場したのは1988年の鈴木弓子です。

今大会は8名が出場しています。平山智加遠藤エミ浜田亜理沙西橋奈未の4名が連続出場、平高奈菜が2年ぶり、實森美祐が3年ぶりに出場、清水愛海川井萌が初出場です。過去には、横西奏恵(11年尼崎=6着)、平高奈菜(22年宮島=6着)、倉持莉々(23年芦屋=3着)の3選手が優出しています。

男子と女子の最低体重の差が5キロに広がっていることもあって、オールスターにおける女子選手は舟券の対象から外せなくなっています。

前大会(多摩川)の女子選手のオールスター成績

田口節子
進入 25614424
着順 ⑥②⑥①③③⑤②
2着になったレースで3連単の万穴絡み2回。

平山智加
進入 33126643
着順 ③②⑥④⑥⑤④⑥
2着になったレースは7,280円。

長嶋万記 進入 6452136
着順 ⑤④⑥⑥①④④③
最終日の3着の配当は1万4280円。

守屋美穂
進入 124536準26
着順 ①②①③⑤④準F⑥
予選好調も準優でフライング。

遠藤エミ
進入 65142353
着順 ⑥⑤①③⑥③③⑤
3日目の3着は1万8410円の万穴絡み。

渡邉優美
進入 53461262
着順 ⑤⑥④④①⑥⑥①
最終日のオール女子1着は1万4290円。

浜田亜理沙
進入 214356準45選5
着順 ②②②③③⑤準4②選4
2日目の2着が2万4780円の万穴。

西橋奈未
進入46214366
着順④失⑤①⑤②⑤⑤
初日後半の失格で上位進出ができなかった。

1号艇の女子は強い、高配当なら外枠の2着受け

前大会は多摩川で開催されました。8名の女子選手はシリーズに1号艇を1回もらっています。成績は①⑥①①①①②①です。平山が6着に敗れたレースは、田頭実の前付けがあり、深い位置からの起こしになったのが敗因です。枠なり進入なら1着軸として信頼できるということです。ただし、軽量女子の強さは知れ渡っており、配当の魅力はありません。高配当になるのは2着のケースです。5、6号艇で2着に食い込むレースが多いのが特徴です。女子選手の狙い頃として覚えておいた方がいいでしょう。

SGオールスタート=丸亀の強力機は47号機

昨年9月から使用している現モーターは、45、46、47号機は好成績をキープしています。8か月も使用するとモーター性能か変わるはずですが、丸亀の現モーターは初使用からの好調機が変わらず好成績を残しています。特に47号機は4月に近江翔吾鈴木勝博が連続優勝、直近のシリーズでも村越篤が予選突破をしています。地元の選手が直近で2節も乗っているのは強味です。地元の水面に合わせた調整ができているはずです。47号機の特徴は伸びを引き出しており、ダッシュ戦に回っても1着が取れるところです。
桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。