山口真喜子
山口真喜子

旬レーサー山口真喜子(長崎)

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フライング持ちでもまくり差しで抜け出す

陸上自衛隊出身の選手です。鹿児島の駐屯地で4年間訓練を受けていました。期始めにフライングをしているので、スタートが慎重になるかもしれません。しかし、山口はまくりよりもまくり差しに威力のある選手です。地元の大村では男子選手を相手にまくり差しを決めて、何度も高配当を出してきました。女子戦よりも混合戦で活躍する印象です。

今回のレディースオールスターはGⅡでレベルが高くなるので、まくり差しが決まるシーンが多くなるでしょう。6コースからでも舟券に絡む力を持っているので、目が離せません。今年4月に走った常滑のレデイース笹川賞は②②④①②③①準4失選1の成績で、常滑ではまだ優出がありません。

GⅡ誕生祭に出場して走り方がレベルアップ

「デビューしてから一番苦しかったのは、フライングを3本をした期間ですね。A2級を狙える位置にいたので、そこを意識しすぎて気持ちだけが前に前にいってしまった。休み中も苦悩の日々でしたし、休みが明けてからもスタートは行けないし、思い切ったレースができませんでした。

でも、事故点が消えた去年からだいぶレースができるようになって、混合戦でも4回優出することができました。なかでも、大村のお盆戦は予選トップ通過できました。ただ、準優進出戦で3着になり、初優勝のチャンスがスルりとこぼれ落ちてしまった。こういうところで勝つメンタル、冷静さをつけなければいけないと感じました。また、今年1月には大村誕生祭で混合GⅡに初めて出場させてもらって、道中の走り方とか勉強することが多くあって、今後に向けて良い経験になりました。

レディースオールスターは自分の走りを見て投票してくださったと思うので、その期待に応えたいです。最後まで見ていてください!」。
(マンスリーBOATRACEより抜粋)

1着決まり手(過去6ヵ月)

逃げ…12回
まくり…4回
まくり差し…1回
差し…6回
抜き…1回
※出場予定…常滑・GⅡレディースオールスター=5月13日~18日

5129・山口真喜子(長崎)のプロフィールはこちら

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。