ボーっとBOATRACE巡りミニボートピア旭川

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北海道にボートピア釧路ができたのは1994年です。しかし、母体の会社が倒産したことで、1999年に閉場になりました。北海道はボート空白時代が続きましたが、2015年に旭川市にボートピア旭川が誕生します。旭川駅からタクシーで10分、1,500円くらいで行ける場所です。タクシー運転手によると「内地から来るお客さんも多い」とボートピア旭川の認知度はかなり高めのようです。また、路線バスを使えば最寄り駅の「新星町入口」から徒歩5分くらい、JRだと新旭川駅から徒歩15分で、日本バルブの工場に沿って川沿いを歩けば見えてきます。

駐車場は広く、建物も立派です。しかし、北海道はボートに馴染みがないこともあって、来場者は少なめです。券売機は3台ですが、一人が舟券を買うとすぐに係員が消毒液をかけて拭き掃除するので、ピカピカの券売機を含め、ボートピア全体に清潔感が漂っています。

ただ、お客さん舟券的中度はどうでしょうか。会話も出目や配当に関するものが多いようで、レース展開の会話は少なめです。選手イベントよりも、それ以前に地元ファンを育てるイベントがないと厳しい感じです。冬場の農閑期に人を呼ぶのもいいかもしれません。

成田から旭川までジェットスターなら片道5,290円です。ボートツアーなどを企画すれば、売上が上がるでしょう。一面雪景色の冬の旭川は見ておきたいものです。美瑛や富良野の観光地へは1時間ほどで、旭山動物園は旭川市内にあります。食を楽しむなら醤油ベースの旭川ラーメンでしょうか。

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。