江口晃生
江口晃生

旬レーサー 江口晃生(群馬)

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3159 江口晃生(群馬・60歳)

6号艇から1、2コースに入ると2着率が上がる

マスターズCは、2013年にびわこで開催された第14回大会に初出場しました。②②①②①③準1優1の成績で優勝しています。その後の優出は2017年にあるだけです。若い頃はダッシュまくりで活躍していましたが、今のようにスロー発進にごたわるようになったのは、2005年頃からです。過去6か月では、全レースで1、2コースに入っています。 1、2コースの成績を調べると、1コースも2コースも3連率は80%近くありますが、1コースのときは1着率が60%あるのに対して、2コースは28%しかありません。2着数が増えています。1号艇で1コースを取れば、1着率は74%に跳ね上がります。5号艇から2コースに入ったときの成績がよくありません。6号艇からだと2着が際立ちます。2~4号艇のときよりも2着率は上です。

事故率が高く、気持ちを抑え気味が正解を出している

「正直、今大会に懸ける思いというか、そういったものが今回は全くないんですよ。もう還暦ですから(笑)。いつもは少しはそういったものがあるのにね。今期は事故率が高くて、気持ちも抑え気味に走っているということも影響しているのかな。ただ、逆にそれで肩の力は良い感じに抜くことができていて、12月戸田から優出は続くし、3月の桐生でも優勝ができたりと、良い成績は取れていますね。これ以上はもう絶対に事故はしないって思うことで、集中もできているのかな。 マスターズCは初めて走った時にね、加藤峻二さん、高塚清一さんら大先輩たちが前向きに楽しんでレースや調整をしている姿を見て本当に感動してね。あれは、お前たちもこうなれるよう頑張れよって、背中でアドバイスをしてもらったような気がしたね。今は自分が年齢的に上のほうになったわけだし、下には当時の自分のようなことを感じてもらえるよう、何か自分が見せられたら良いですね」
(マンスリーBOATRACEより抜粋)

●1着決まり手(過去6か月)

逃げ…19回 まくり…3回 まくり差し…0回 差し…10回 抜き…1回
※出場予定…桐生・GIマスターズC=4月22日~27日
桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。