宮地元輝
宮地元輝

旬レーサー宮地元輝(佐賀)

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強気なイメージと違い柔軟な走り

デビューして3期は1点台の勝率でした。体重管理もできず、孤立した時期もあったと聞いています。現在の人気からすると考えられないことです。冨成謙児の支えが大きかったようです。ただ、最近は人気が先行している感じで、イメージほど強気なレースをしているわけではありません。枠なり進入から展開に応じてさばくようになっており、GIの着取りは1着~6着まで均等です。過去1年間の成績を調べると、まくりで勝つのは全体の6.8%しかありません。逃げが56.8%と比較すると、かなり低い数字です。

福岡は調整が合い、うねりに対応でき、伸びもつく

「年明けは下関周年優勝でいいスタートが切れたけど、特にそれから調子が良いとかはなくて、仕上がりなんかは日替わりです。現代ボートで年中調子が良い人なんていませんよ。ただ下関は調整がハマっていたし、優勝戦は伸び型にする人とかもいて、非常に見応えのあるなか、自分が勝てたわけですから。楽ではなかったけど、良かったと思います。

去年は1億円も稼いでしまったので、今年も稼がないといけないでしょうね。ただ金持ちになりたいとも思うけど、自分の中でゆとりがなくなるのは嫌ですよ。何かに追われるのは嫌です。頑張ったなりの幸せは感じていたい。全てがお金ではないですよ。実力なりで良いんです。

福岡に対しては地元並みに愛があります。それに不思議と調整が合いますね。なぜか伸びます。うねりに対応しようとすると、自然と足が仕上がる感じですね。前回大会に出られなかったのはかなり悲しかった。今回は地元同様の思いで勝ちにいくだけですね」。
(マンスリーBOATRACEより抜粋)

1着決まり手(過去6か月)

逃げ…18回
まくり…2回
まくり差し…3回
差し…3回
抜き…5回
※出場予定…福岡周年=4月13日~18日

4445・宮地元輝(佐賀)のプロフィールはこちら

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。