期末はF持ちの外隣を買え

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5月から級別審査基準が変わります。フライングや途中帰郷する選手に厳しい対応になっています。優勝戦で2本目のフライングをすると、A1級は絶望的です。

SGを走る選手にすれば、際どいスタート勝負をしているので「フライングは必要経費」と言う人もいますが、B1級選手はフライング休みは厳しいペナルティーです。1本目は仕方ないにしても、2本目は切れません。期末に2本目をすれば、次の期まで響いてきます。どうしてもスタートで先手を取ることができなくなります。その結果、横一線のスタートが崩れます。内側にフライング持ちの選手がいれば、その外隣は攻めやすくなります。舟券に絡みやすくなります。

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。