下出卓矢
下出卓矢

旬レーサー下出卓矢(福井)

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チルト2度の5コースで好成績を残す

チルトMAXにして超伸び型にする代表的な選手といえば、菅章哉です。下出もチルトを上げて走りますが、コース取りによってはチルトマイナス0.5で走る時もあります。対戦相手、コース取りによって柔軟な構えです。下出の影響を受けて福井支部の若手の中にもチルトを上げる選手が増えています。一発屋の域を抜け出せませんが、下出は柔軟な対応をするので一発屋ではありません。

チルト3度は過去6か月間では1回もありません。外枠に回った時にチルト2度が多いようです。スロー発進の時は1着獲りに徹して、外枠だと3着までに入るといった走り方です。ダッシュ戦の成績は5コースが一番良く、3連率は55%もあります。

展示タイムが突き抜けていたら好調サイン

「去年の10月終わり頃から調子が良いですね。毎年冷え出したら自分のプロペラ調整は良いんですよ。何回か優勝は取りこぼしているけど、三国周年で優勝ができたし、調子は良いと思います。調整は伸びを特化させようとしながらも、出足を消さないイメージでしています。そういう仕上がりになる回数が少しずつ増えてきたし、GIでも伸び負けとかはしないんで、それなりの自信をもっています。

シリーズで調子の良い時は展示タイムが突き抜けていたらもう間違いなく出てますし、逆に展示タイムが出てなかったらかなり良くないと思ってください。僕は出ていたらすぐコメントで"出てる"って言うので、そういう時は信頼して良いと思います。

平和島はGI初優勝の水面。ダッシュが利くので、モーターパワーが出せれば勝負できる水面なので好きです。平和島周年を走ってフライング休みになるんで、休み前に集中して活躍できたら良いなと思います」。
(マンスリーBOATRACEより抜粋)

1着決まり手(過去6か月)

逃げ…22回
まくり…18回
まくり差し…6回
差し…5回
抜き…0回
※出場予定…GI平和島周年=3月15日~20日

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桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。