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3月の平和島は風向きが変わります。春一番、春二番が吹けば、強い南風になります。競走水面に対して2マークから1マークへ吹く追い風です。安定板を装着したレースもあります。ただ、その風は何日も続かず、その反動として北からの風が吹いてきます。この風は1マークから2マークへの向い風になります。強い風に対応できる選手が上位進出というパターンが多く、伏兵が台頭してくるのが春の平和島です。追い風、向い風のレース傾向、配当傾向を読んだ舟券が必要になります。
過去1年間の平和島3連単出目で、出現率が1.0%以上で回収率の高い出目について調べてみました。追い風だと1コースが有利なレースが多くなります。5号艇が2着に来ると高配当です。逃げと外枠の差し絡みは買っておきたい舟券です。2コースから外を狙うときは1コースの3着受けが高配当になっています。
配当分布では1,000円台の出現率が22.4%、2,000円台が14.7%、1,000円未満は8.9%です。3,000円未満が約50%を占めています。
向い風で出現率が高く、回収率のいい3連単出目は6号艇が2着になるケースです。向い風だと中枠の選手がまくりに出ます。それを読んで6コースの選手が差しに構えます。うまく展開を突いて平和島特有の最内差しが決まるようです。
向い風だとダッシュ勢に人気が集まることもあって、4コース、5コースが1着になるレースは、期待したほど配当がつきません。むしろ人気の死角でスロー勢の絡みに効率のいい舟券が潜んでいます。配当分布では2,000円台が増えています。5、6,000円台も多く出ます。
平和島のモーターは、2024年6月から使用しています。初使用からの2連率は24号機の49.3%ですが、最近は乗り手にも恵まれずパワーが下降気味です。今年になって好調な成績を残しているのが57号機です。2連率は37%ですが、今年に入ってからの2連率は61.8%もあります。1月末に小林泰が優勝、2月のルーキーシリーズは石本裕武がフライングをした後にチルト3度に跳ね上げてまくりで3勝マークしています。これを引き継ぐ選手がいれば、高配当を連発してくれます。
1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。
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