舟券の均等買いは必ず負ける

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ボートと競輪を50年間続けているお客さんから聞いた話を紹介します。レースを絞った買い方をしているから長続きできると言います。比較的堅いレースを選びますが、金額を上げ下げしています。堅そうなところを多めに買い、配当の高いところは少なめに買ってもいいそうです。

ダメなのは同じ金額で何点も買うことだそうです。その方法だと、安目が的中すると金額は増えず、中穴が当たっても同じです。控除率分だけ減っていくのでジリ貧です。資金が減り続けると「取り返そう」という気持ちが出てきて、冷静な判断ができなくなります。金額を変えておけば、多めに買ったところが的中すると金額が増え、少なめが当たると元返しです。それを何度が繰り返していれば、いつかは金額が増えるところが当たるそうです。

これの前提条件は「当たるレースを買え」です。レースを絞る理由は、ここにあります。

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。