浜田亜理沙
浜田亜理沙

速いものは美しい!最速女子は誰だ

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今週は浜名湖で今年度から新設されたPGI「スピードクイーンメモリアル」が開催されます。各レース場の最速タイムを出した女子選手が優先出場しますが、女子選手が走った時期によってタイムが変わります。同じレース場で気温の下がった時と上がった時に走った選手がいれば、気温の下がった時に走った方が最速タイムが出やすくなります。それでも複数のレース場で最速タイムを持っている選手が今回の優勝候補になるでしょう。

選出基準

1.各レース場で、最も速いレースタイムを記録した女子レーサー…24人

・選考期間2023年12月1日~2024年11月30日
※同タイムの者が2名以上いる場合、速いタイムを記録した回数が多いレーサーが代表になる。
※複数のレース場で該当する場合、最も速いタイムを記録したレース場の代表になる。

2.レース場から推薦されたレーサー(B2級は除く)…23人

※レース場の所在する支部に所属するレーサーを推薦
※該当者がいない場合は、同地区に所属するレーサーを推薦

3.開催施行者の希望するレーサー…5人

全国レース場の最速タイムベスト5

1位 西橋奈未 1分45秒2 鳴門 24年1月29日
2位 竹井奈美 1分46秒1 多摩川 23年12月27日※欠場
3位 渡邉優美 1分46秒2 下関 24年1月7日
4位 香川素子 1分46秒4 びわこ 23年12月27日
4位 浜田亜理沙 1分46秒4 尼崎 24年1月8日
4位 上田紗奈 1分46秒4 芦屋 23年12月18日

全国のレース場で最速タイムを出している選手は、12月と1月に集中しています。気温が下がり、乾燥した状態がモーターにとってパワーを発揮できる条件が整っていることを証明しています。最速タイム=強い選手という図式は成り立たないのではないでしょうか。

複数のレース場で最速タイムを出している選手

1位 浜田亜理沙…平和島、蒲郡、津、尼崎、宮島
2位 守屋美穂…住之江、丸亀、児島※欠場
3位 上田紗奈…常滑、芦屋

浜田は海水、汽水、淡水のレース場で最速タイムを出しています。ターンスピードだけでなく、モーターの整備力もあることを証明しています。優秀女子に選ばれた遠藤エミは、戸田と大村で2位タイムをマークしていますが、タイムよりも結果にこだわるタイプのようです。

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。