一般戦のナイター開催は毎日が準優日

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ボートレースでナイター開催が始まったのは1997年9月のボートレース桐生ですが、それより前の1984年4月浜名湖でナイターレースの実験をしました。櫓に照明設備をつけたものでしたが「ナイター照明でもレースに支障なし」という結論が出て、それが桐生のナイター開催につながりました。

今では7場でナイター開催をやっています。ナイター開催はデイレースが終わってから売上が上がる傾向です。一般競走の番組はナイター時間に強い選手を1号艇に入れます。軸艇をはっきりとさせて、舟券を買いやすくするためです。前半のレースでは、後半走で1号艇をもらっているA1級が外枠に回されます。準優日の2回走りと同じようにものです。外枠だと展開に左右されるので、勝ったり、負けたりです。中穴も飛び出します。舟券は番組の傾向を読んで組み立てる必要があります。

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。