末永和也
末永和也

旬レーサー 末永和也(佐賀)

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3コースは自在戦で好成績を残す

ボート界で一大勢力を形成しているのが、佐賀支部の峰竜太グループです。特に定松勇樹末永和也常住蓮は注目の若手です。定松は昨年のオールスターでSG初優勝、末永は2022年の最優秀新人選手に選ばれています。

末永はどのコースからでもコンマ12前後のスタートを決めることができます。1コースは負けなしといっても過言ではありません。1コースを外すレースでも、早いスタートからまくり、まくり差し、差しと自在に攻めるので大敗がありません。4コースのカド戦よりも3コースからの方が好成績を残しているのが特徴です。不満があるとすれば、連勝の少なさでしようか。師匠は上野真之介です。

地区選で優勝してクラシックの出場権を獲る

「一昨年は九州地区選でGI初優勝できたり、全部が噛み合っていたけど、去年は新年早々にFを切ってしまって、そこから一気に落ちましたね。スタートも行けなかったし、着も獲り切れず、この流れは終わったと感じました。クラシックオールスターではSG連続予選突破ができたけど、勝ち切っていれば、もっと良い枠番で乗れて、優出できていたかもしれないし、納得はできなかったです。

多摩川オールスターでは1期下の定松勇樹選手がSG初V。凄かったです。僕が124期の養成所チャンプで卒業した後に、彼と2期下の常住蓮選手が連続して同じ立場で出てきた。3人で質の良い練習をして、刺激しあってきたから、上手くなれたと思います。

定松選手がグランプリに出場して先を行かれたので、25年はもっと頑張りたいし、一緒にSGを走りたい。今年はまだSGの権利がないので、この地区選は勝負です。ここで決めたいですね」。
(マンスリーBOATRACEより抜粋)

1着決まり手(過去6か月)

逃げ…28回
まくり…7回
まくり差し…5回
差し…5回
抜き…4回
※出場予定…大村・九州地区選=2月10日~15日

5084・末永和也(佐賀)のプロフィールはこちら

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。