佐藤翼
佐藤翼

旬レーサー佐藤翼(埼玉)

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4コースの3連対率は83.3%

佐藤の名前が全国区になったのは、2012年徳山で開催された第27回新鋭王座決定戦でした。デビュー3年目でGI優出です。優勝戦1号艇を手にしましたが、勝ちを急ぎすぎてコンマ07のオーバーラン。大泣きのピットでした。GIで優勝したのは、それから9年後の2021年の児島周年でした。それが自信になって毎年SGに出場するようになり、2024年はグランプリ1stに出場できました。

埼玉支部の中でモーター出しのレベルが高いと言われている選手です。まくりだけでなく、まくり差しも使う近況のレースです。4コースからの3連対率は83.3%あります。4コースの佐藤は舟券から外せません。

クラシックの出場権を獲る

「去年は目標だったグランプリ出場が叶ったのは良かったです。ただその反面、結果は参加しただけになってしまったのでそこは反省ですね。自分の実力が全く足りていないと感じました。今年はそこで終わらないように、何かを変えなきゃいけないと思っています。

調整はモーターなりにその都度合わせられるタイプなので、そこに関しての不安はないんですよね。合わせられない時のほうが少ない。ただグランプリの時も感じたけど、自分が足りないのはプロペラではなく、整備とかの部分なんだと思います。本体のパワーの出し方ですね。そこのバリエーションをもう少し増やせたらもっと戦えるなと思います。

戸田は正月戦で転覆して途中帰郷。なんか変な感じで気合が入ってしまっているのかなと。自然と潜在的にですね。ただ正月戦の結果は残念でしたが、そこに気がつけたことは良かったと思っています。今回は優勝して若松クラシックの権利が獲りたい、そこだけですね」。
(マンスリーBOATRACEより抜粋)

1着決まり手(過去6か月)

逃げ…15回
まくり…6回
まくり差し…4回
差し…2回
抜き…0回
※出場予定…戸田・関東地区選=2月9日~14日

4573・佐藤翼(埼玉)のプロフィールはこちら

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。