混合戦の4カド女子は強い

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女子選手の数が増えてくると、オールレディースやヴィーナスシリーズだけでは女子選手のあっせんを満たすことができません。そのため一般戦に出場する機会が多くなり、男女混合戦で走るケースが増えてきます。男子の最低体重が52kg、女子は47kgと体重差があるので、軽量有利なレースを女子がすることができます。

YouTubeなどでトップ級の選手の艇載映像が公表されているので、それを手本にしてターンの練習ができます。ハンドルの切り方、レバーの握り方、ボートの中での体重移動など、これまで分からなかったターン技術がわかります。すべてを真似できないとしても、コツはつかめます。練習熱心な女子選手ほど上達が早いものです。1マークは全速で波のないところを回せば、軽量有利にバック水面へ出てきます。先行すれば抜かれません。4コースのカド戦の女子が活躍するシーンがこれからも増えてきます。

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。