桑原悠
桑原悠

旬レーサー 桑原悠(長崎・37歳)

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カド戦の2着受けが急増中

GI優勝は2019年芦屋の九州地区選、2020年唐津の九州地区選があります。SGの優勝はありませんが、2019年戸田のボートレースクラシック、2023年福岡のボートレースメモリアルで優出しており、それぞれ3着、2着と舟券に貢献しています。地元のボートレース誕生祭がGⅡレース初優出です。地元のエース級の選手ですが、まくりで勝つシーンが少ないこともあって連勝をするタイプではありません。最近の傾向としてスロー発進の方が強気にスタートを決めることもあって1着数が増えます。ダッシュ戦では1着よりも、2着、3着で受けた方がいいようです。カド戦の2着受け多くなっているのが最近の特徴です。

極端な伸び型仕上げを止めた

「今年はあまり良かったイメージはないですね。GPシリーズに乗れたのも不思議なくらいで。優勝も4回とクラシック出場までは届きませんでした。地区選で勝負を懸けるしかありませんね。調整は極端な伸び型っていうのを止めました。ターンができないくらいになるまでのやつですね。そのスタイルは一昨年くらいまでですかね。去年くらいからは方向性を変えていろいろ試しながらやって。ただ難しいですね。もうちょっとやり方があるとは思う。まだ発展途上ですね。

同期の河合佑樹選手がSG優勝。素直に凄いなと思うと同時に、自分ももっと頑張ればいけるかもと刺激になっています。年齢を言い訳にするつもりはない。ただ実際に体の節々は痛くなってきてます(笑)。

大村は地元ですけど、毎回プロペラ調整から悩みます。同じにはならないですね。ただ地元なので気持ちだけは負けないようにしたい。それに2月は地区選も大村であるので、そこにも繋がるよう頑張ります」 (マンスリーBOATRACEより抜粋)

1着決まり手(過去6ヵ月)

逃げ…23回
まくり…1回
まくり差し…9回
差し…5回
抜き…1回
※出場予定…GⅡ大村ボートレース誕生祭=1月27日~2月1日
桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。