東京支部の1コースはよく負ける
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グランプリ最終日のことです。シリーズ戦に1、3、6Rに東京支部の選手が乗っていました。1Rの宮之原輝紀は1コースから立ち後れて3着、3Rの濱野谷憲吾はまくられて4着、6Rの佐藤隆太郎も1コースからスタートで遅れて3着でした。いずれも3連単で万穴配当です。「東京支部の1コースはよく負ける」と1コースが負ける舟券を準備していたお客さんもいました。経験が生きた舟券だったようです。
東京支部の1コースが弱い理由は、ホームプールにしている平和島はダッシュ戦に有利な水面と関係しているようです。多摩川は全速戦で攻める選手に有利な水面です。どうしてもスピード重視の調整になるので、1コースからのスタートが決まらないケースがあるようです。グランプリのようなケースもあるので、東京支部が1コースのときは両面作戦が必要です。
1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。