旬レーサー 高野哲史(兵庫)
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スロー発進で好成績だが、ダッシュは1着獲れず
新勝率は3度目の7点台勝率で、7.10は自己最高です。スタートで先手を取って攻めるタイプではないので、着順は1着、2着、3着がほぼ同数です。コース別成績はスロー発進で上位着からみに対して、ダッシュ戦では1着が取れず、差し、まくり差しの2着、3着が目立ちます。コースによって着順傾向がはっきりしている選手です。
一般戦では必ず予選通過を果たすものの、1着が並ぶことはありません。過去6か月間で3連勝したシリーズは3回しかありません。入るコースとモーターの仕上がり状況で、1着軸にすれば良いかどうか判断した方が良いでしょう。
自己最多優勝の年間優勝4回に挑戦
「新勝率は久しぶりの7点オーバーです。前期はモーターが出ていることが多かったかなと思います。抽選運に自身の調整と、どちらも良かったですね。10月の蒲郡で成績を少し落として、7点は無理かなと思ったけど、その後に追い上げることができました。それに10月徳山ではタッチスタートで優勝とか、運も良かったです。その優勝で年間V3になりましたが、まだ年間でV3以上したことがないので、今年も残り僅かですが、V4以上を狙ってみたいです。
V5、V6すればクラシックの権利がとかもあるけど、まだそこまでは考えられないですね。SGやGIで走りたいという気持ちはもちろんあるけど、GIだと斡旋に呼ばれなければとか、自分だけではコントロールできない面もありますので、何とも言えないところがあります。
若松は前回行った昨年の10月戦はモーターがとにかく出ていなかった。それよりは良い成績を取りたいし、優勝を目指して頑張ります」。
1着決まり手(過去6か月)
・逃げ…20回・まくり…4回
・まくり差し…6回
・差し…6回
・抜き…1回
※出場予定…若松・ミッドナイト=12月12日~15日
1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。