ボートレース大村

B1級の1コースは勝つか負けるかの2択

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一般競走ではA1級、A2級、B1級、B2級の総当たり制を原則にしています。オールB級、オールA1級というのは珍しいケースで、大半がA級とB級の混合レースです。当然のようにB1級が1号艇に組まれるレースも出てきます。そのB1級を買うべきか、外すべきか迷うところです。

ボートレース大村の7Rは進入固定レースですが、今年の2月頃から1号艇にB1級を入れる番組が目立つようになりました。進入固定でA1級が1号艇なら「1着信頼」の舟券を組み立てられますが、B1級になると迷いが出てきます。そこで過去6か月間の大村7R進入固定レースのコース別成績を調べてみました。1コース1着率は53%です。大村の1コース1着率は60%と比較すると、1コースが勝っていません。2着率は18%、3着率は6%です。過去の同期間と比較すると2023年は66%、2022年は75%でした。明らかに1着率が下がっています。3着率は1桁です。

これでわかることは、B1級の1コースは勝つか着外かということです。3着受けは必要ないので、ボックスも必要なしです。

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桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。