三国周年で活躍するモーターは49、61号機

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三国がモーニングレースをやるようになり、1コースの1着率が下がっています。理由は風です。デイレースだと夏は海風、冬は日本海からの季節風で追い風の日がほとんどでした。ところがモーニングになると夏は陸風で午前中は向い風になります。その分、1コースが勝てないシーンが増えてきました。しかし、気温が下がってくると海風は吹きません。これからは季節風が終日吹くようになり、追い風でレースが行われることになります。データ以上に1コースが決まると考えていいでしょう。追い風だと逃げるか差すかです。出足関係を重視したモーター調整が必要になります。

2月末から使用してる現モーターは、低勝率機が急激にパワーアップすることはありません。気温が下がり始めて好成績を残しているのは49、59、61号機です。中でも注目したいのは61号機です。出足だけでなく伸びも強力で、選手評価の高いモーターです。

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。