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2024年5月~10月までの級別審査期間の1コース成績(10走以上)を調べました。枠なり進入が全盛の最近のレースで、1コースに入れば舟券で頼りになる選手がいます。SGを走る選手は、モーターの抽選次第に対して、一般戦ならB級でも「勝ちに行く」コースと決めている選手がいます。一方、まくってくる選手に対してうまく対応する選手もいます。勝率は6点台でも1コースの1着率だけが突出している選手は1着軸信頼です。2、3着の多い選手でB級選手なら、高配当絡みを期待できます。
中山はA1級といっても。これまでA2級が長かった選手です。1コースに入っても人気が集中することは少ないようです。中山が1着になって3連単で万穴が2回ありました。山ノ内は中穴が多く出ます。この二人に共通しているのは、1コースを取ったときのスタートです。コンマ10前後のスタートを決めてきます。
1コースで2着に残しているのはベテランです。今泉、乙津、今出の1コース1着率は10%未満なので、1着で買う必要はありません。2着の多いB級選手は、まくりには弱く、差された2着が目立ちます。2、3コースにA級がいるようなレースなら、ここにランクされている選手の2着受けを勧めます。
1コースで3着になる選手に福岡支部のベテラン選手が目立ちます。三原は期末に4走連続して1コースで3着でした。まくられるのではなく、A1級に差された3着です。そのためいずれも中穴配当になっています。上村は過去6か月で1着は1回、2着が4回、3着が4回です。5000円以上の配当が目立つので覚えておきたい選手です。
1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。
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