隠れフライング持ちは節間のスタートで取捨判断
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11月1日から新しい級別審査がスタートしています。前期末にフライングをした選手は、斡旋を消化してフライング休みに入ります。出走表にはフライングになっていなくても、休みを控えている選手がいます。本来なら、休み前にフライングをしたくないという選手心理が働きます。スタートを控える前提で舟券作戦を立てます。
しかし、隠れフライング持ち全員がスタートを控えるわけではありません。枷が外れたことで強気のスタートを行く選手もいます。シリーズの入ってのスタートタイミングをチェックしてください。スタートを決めていたら、その数字を信じて展開を考えた方がいいでしょう。
ただ、2本目のフライングをした選手は、出走回数の関係でスタートは慎重になります。そうした選手は中、外からのレースでは差し構えです。展開を読みやすい選手です。
1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。