ボートレース桐生

桐生周年で未使用のモーターは性能が落ちる

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15日から桐生で一般戦が始まります。前節の周年記念では、性能上位の52基が使用されました。今回はその中の何基かは使用されず、周年記念で未使用だったモーターが登場します。

周年で使用されるのは性能上位のモーターなので、周年未使用機はそれよりも性能を落ちるモーターということになります。初日のレースで期待できないモーターです。主力選手が手にすると惜敗があるでしょう。

一方、優出したモーターは今回も前回の動きを継承できるので、有利な立場です。周年で使用したモーターのプロペラはトップ級の選手が調整したものです。ノーハンマーで1回乗る選手が多くなります。そのため、初日のレースは「気配のバトンタッチ」と呼ばれる現象が起きやすくなります。

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。