ボートレース琵琶湖

特報!GIびわこ大賞 注目の中間整備3機はコレ

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びわこ担当記者による最近のびわこのモーターの特徴

びわこのモーターは4月23日の開催から使用しています。中間整備が入らないモーターでも良い動きをしているのは常に上位の動きをキープしています。中間整備が入ると、すぐに反応するモーター(33、51号機)もありますが、3~5節目で目覚めるモーターが多いようです。51号機は2連対率がワーストで中間整備が入りました。それでもまだ2連対率が低いので、びわこ大賞で使用するかどうかわかりません。

現モーターは、「コレ」といったエース機が存在せず、トップ級の舟足も賞味期限が短いのが特徴です。以前よりも賞味期限が短くなっています。夏場以降の中間整備は、それまでの電気系統の交換からキャブレターの交換に切り替えて、当たりの出たモーターが急増中です。

中間整備の効果があったかどうかは、本番レースのバックの伸びを見て下さい。効果ありなら強烈に伸びて先行艇を捕まえます。モーターの2連対率などの数字は役に立たないので注意が必要です。

中間整備をしていないモーター

◯62号機
2連対率50.0%…出足型のエース機の一つ。
×45号機
2連対率47.5%…初下ろしから夏前までエース機だったが、今は中の上クラス。
◎57号機
2連対率38.0%…5月に永田啓二が超抜に仕上げて、7月は原豊土が11戦7勝の成績を残した。

中間整備機

◎33号機
2連対率35.3%…中間整備1節目で優出、5節目には超抜級になった。
◎51号機
2連対率10.0%…中間整備1節目で上位級、2節目は超抜クラスに仕上がった。
◎17号機
2連対率17.1%…中間整備3節目のお盆戦で節イチ気配に。
◯40号機
2連対率41.6%…お盆戦では伸び抜群の上位級だった。
△61号機
2連対率27.2%…夏場にB級が乗っても上位級で、出足、行き足が力強い。

※2連対率の集計は4月23日~8月23日

1マーク移動後のGI、GⅡのコース別成績

2020年10月から沖合に3m移動、1マークのホーム側の幅が47m(旧44m)になりました。メモリアルを開催した丸亀が42mなので、それと比較するとかなり広くなっています。センターポールに対する1マークの振りは12mと大きくありません。水上施設も一直線になるようにして、1コースのターンをしやすいようにしました。移動前まで1コース1着率が40%台でしたが、移動後の一般競走は55%まで上がっています。スタートの揃うGI、GⅡだと1コース1着率はさらに上がって60%台です。

2020年10月以降のGI、GⅡのコース別成績

・1コース
1着率62.8% 2着率15.3% 3着率7.1%
・2コース
1着率12.2% 2着率27.1% 3着率18.4%
・3コース
1着率11.4% 2着率23.0% 3着率19.2%
・4コース
1着率7.7% 2着率16.1% 3着率23.1%
・5コース
1着率5.5% 2着率12.1% 3着率18.0%
・6コース
1着率1.2% 2着率7.5% 3着率15.3%
桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。