刑部亜里紗
刑部亜里紗

旬レーサー 刑部亜里紗(静岡・27歳)

{{ good_count }}

予選でまくりが決まっていれば好調サイン

柔道三段の有段者です。体育の教師を目指して愛知学院大学に進学しましたが、夢が叶えられずボートの世界に入りました。養成所は一発で合格です。デビュー期は1.29と活躍の場がありませんでしたが、2期目に3点台、3期目に4点台、4期目に5.65でA2級に昇級しました。現級はB1級ですが、今期(5月以降)は6点に届く勢いです。初のA1級入りも射程圏です。

最近は1コースでの強さが目立っていますが、ターンスピードがあるのでダッシュ戦に回っても上位着に絡んできます。予選でまくりが決まっているシリーズは好調サインです。

初優勝、初A1級入りへ気合が入る

「これまで優勝戦には4回乗っていて、今レース場で心掛けていることは"調整の早さ"です。プロペラ調整は早い段階でダメならダメと見切りをつけて、また次っていう感じですね。調整にしても整備にしても前日から考えながら、的を絞って効率的にやっています。少しでも早い段階で他の人よりも、良い状態まで仕上げられれば有利ですから。

師匠は原豊土さん。『自分でいろいろとやれば、得るものは大きいから自由にやりなさい』と言ってもらっています。それに129期の同期が続々と初優勝を飾っているんで、『私も!』って凄い刺激をもらってるし、同期でA1級に上がっている選手もいるんで、自分も次は飛び級でA1級に上がりたいなと思って頑張っています。浜名湖は地元だけど、水面が広く乗りやすい分、実力差が出るので、自分にとっては一番難しい場ですね。7月ヴィーナスSは良くなかったので、『次こそは!』と思っています!」(マンスリーBOATRACEより抜粋)

1着決まり手(過去6か月)

逃げ…18回
まくり…2回
まくり差し…2回
差し…2回
抜き…1回
※出場予定…浜名湖・GⅢオールレディース=8月19日~24日

5205・刑部亜里紗(静岡)のプロフィールはこちら

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。