旬レーサー 森作雄大(東京・38歳)
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4コースから強気に仕掛ける
出身は茨城です。弟の広大の方が半年早く99期でデビューしました。弟の広大は99期のやまとチャンピオンで、若い頃は広大の方が成績は上でした。しかし、選手持ちプロペラの制度が終わったあたりから完全に逆転現象が起きています。弟はまだA級になったことがありませんが、兄は2期連続してA2級を経験しています。
江戸川の通算勝率は5点台を超えており、優出が4回あります。ここ3年は優出3回と得意にしている水面です。4コースからのスタートはコンマ11と早く、強気にまくるレースをします。
江戸川は行き足重視の調整がハマる
「B級に落ちてしまったけど、このままのペースならA級には戻れると思うし、半年で戻るのはノルマだと思っています。まずスタートに関して人より前に行かなきゃいけないとは思っています。調整に関してもまずスタートのしやすさを重視してます。行き足関係です。結局、そこが来るとレースでも回った感じとかが良くなります。本当は伸びてくれるのが一番だけど、そこはやっぱりなかなか来ないんで、その少し手前を求めて、スタートを決めてって感じですね。昨年のお盆戦で優出できたんですけど、その時から夏の江戸川のプロペラの形を変えたんですよ。浦田信義さんにいろいろ教えてもらって。去年のお盆はそれがドンピシャにハマりましたね。自分の求める行き足はもちろん、出足と回り足も凄く良かったんで。今年も調整はその方向性でお盆は行こうと思ってます。試せるのが楽しみですよ。今年のモーターでは江戸川番長で渡邉雄朗くんが乗っていた23号機が断トツで凄いと思う。自分が6月江戸川番長で優出した58号機も悪くないですけどね。そこら辺を引きたいですね」。 (マンスリーBOATRACEより抜粋)
●1着決まり手(過去6ヵ月)
逃げ…10回まくり…4回
まくり差し…6回
差し…4回
抜き…1回
※出場予定…江戸川=8月14日~19日
1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。