浜田亜理沙
浜田亜理沙

第38回PGIレディースチャンピオン=福岡ドリーム組の相性度を診断

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第38回レディースチャンピオンドリーム組の対戦成績(集計・過去1年間)

浜田亜理沙

VS三浦…6勝3敗
VS平山…6勝6敗
VS細川…6勝6敗
VS渡邉…3勝5敗
VS遠藤…4勝5敗
※誰と対戦しても五分に近い成績を残しています。1コースを取れば勝ち、取れなければ負けます。

三浦永理

VS浜田…3勝6敗
VS平山…9勝9敗
VS細川…8勝3敗
VS渡邉…1勝8敗
VS遠藤…4勝8敗
※細川に対しては優位に立っていますが、渡邉、遠藤には大敗です。渡邉との相性は最悪です。

平山智加

VS浜田6勝6敗
VS三浦9勝9敗
VS細川1勝1敗
VS渡邉1勝8敗
VS遠藤3勝9敗
相手によって極端に対戦成績が変わります。渡邉、遠藤を苦手にしているのはスピードの差かもしれません。

細川裕子

VS浜田6勝6敗
VS三浦3勝8敗
VS平山1勝1敗
VS渡邉1勝8敗
VS遠藤4勝8敗
※浜田とは五分の対戦成績ですが、他の選手には勝てません。1コースの時だけ先着です。

渡邉優美

VS浜田5勝3敗
VS三浦8勝1敗
VS平山8勝1敗
VS細川8勝1敗
VS遠藤6勝12敗
※遠藤に負け越していますが、他の選手には圧勝です。三浦、平山、細川との舟券は決まりです。

遠藤エミ

VS浜田5勝4敗
VS三浦8勝4敗
VS平山9勝3敗
VS細川8勝4敗
VS渡邉12勝6敗
※全員に勝ち越していますが、圧勝ではありません。1コースを取られると惜敗が目立ちます。

強さが際立つ渡邉、苦戦するのは細川

ドリーム戦に出場する6選手の過去1年間の対戦成績を調べると、極端な傾向が出ているのが細川と渡邉です。細川はスタートが慎重なこともあって、1コースを外すとほとんどの選手に先着を許しています。一方、渡邉は遠藤を除いて勝ち越しです。最近はダッシュに回っても好成績を残しています。パワー面で優位に立っているのが強みです。オーシャンカップでフライングをしましたが、モーター出しで優位に立っていれば、それほど不安視することはないでしょう。

ドリーム戦1号艇の浜田はすべての選手に対して、大きく勝ち越しもなければ負け越しもありません。枠番に対応した走りをしている証拠です。着順傾向も1着、2着、3着を均等に取っています。最近は1コースで2着に惜敗するシーンも目立っています。対戦相手に関係なくボックスの対象の選手です。

遠藤は総合的に強いですが、1コースを取られたレースで負けも目立ちます。ただ、負けても2、3着になっているので舟券は狙いやすくなります。

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。