猛暑日はダッシュ勢の展示一番時計を狙え

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展示タイムの電子計測をするレース場が増えています。展示航走が終わると、すぐに展示タイムが公表されます。スマホにアップされるので、若い世代のお客さんは展示タイムのメモなど取りません。

ただ、展示一番時計といっても、その選手が1着になる確率は25%です。4回に1回だと展示一番時計に振り回されるだけです。そうした時の対処のしかたは、条件をつけてみることです。「1コース」の条件をつけると、展示一番時計の1着率は60%を超えます。ファン手帳に24場の1コース、4コースの展示一番時計の1着率が載っています。参考にしてください。徳山は76.6%、芦屋は74.0%、大村は73.4%、児島は70.2%と高い率です。ただ、1コースが展示一番時計をマークして1着になったとしても、配当は期待できません。

展示一番時計で高配当を狙うならダッシュ勢です。猛暑日でモーターパワーが落ちます。助走距離の短いスロー勢は加速に時間がかかります。伸びを引き出した選手が一発を決めています。猛暑日ほどダッシュ勢で展示一番時計を出した選手の一発が決まります。

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。