チルトMAXは一つ内とタイム差チェック
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多摩川の第51回ボートレースオールスターで菅章哉はまくりで3勝しました。2号艇で2コースになったレースを除いて、他のレースはチルト3度で走りました。展示タイムが0.15秒違えば、1マークに行くまでに1艇身リードできるので、展示タイムのチェックは欠かせません。
しかし、多摩川のレースを調べると、他の選手と展示タイム差が0.15秒以上あってもまくれないケースがありました。タイム差があってまくりが決まったレースとそうでないレースを調べてはっきりしたのは、一つ内側にいる選手の存在です。チルトMAXが6コースだとすると、5コースに入る選手との展示タイム差が重要になります。5、6コースの展示タイム差が0.15秒以上開くと、まくりが決まっていました。参考にしたいデータです。
1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。