ボートレース江戸川

江戸川で伸び型に仕上がるモーターを狙え

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江戸川で数多く走っていのが東京支部の選手です。水面が荒れるのでターン回りを重視した仕上げをするのかと思っていましたが、伸び型に仕上げる選手の方が多いようです。遠征選手はターンマークに寄りたがるので、ターンマーク周辺に殺到します。まくり差しで抜け出そうにも前塞がりになって決まりません。伸び型に仕上げて1マークを先制すれば、波のないところを走れるので楽になります。そうした理由で伸び型にする選手が多いのです。

前回のレディース&ルーキーズバトルで鰐部太空海が攻撃的な走りを見せていた56号機が伸び型です。展示好タイムを連発しているのは23号機と56号機です。水面が荒れているので、江戸川の展示タイムは参考にならないという人がいますが、そんなことはありません。波に対する気持ちの持ち方がタイムに現れます。気持ちで負けていないかどうかの判断にしてください。東京支部の選手の中で、周回展示の時に対岸の堤防に近づいて走る選手がいます。以前は意味がありましたが、今は意味がありません。というのも、堤防の耐震工事をするまでは、堤防沿いの水深が浅く、波立ちが少なかったから、そこを走れば伏せ込みができました。しかし、耐震工事をやってから水深が変わらなくなり、堤防沿いも中央部も波立ちは変わりません。

江戸川634杯 モーターボート大賞

23号機…権藤俊光
56号機…香川颯太
桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。