ボートレース江戸川

GⅡ「江戸川634杯」追い風と上げ潮を制する選手を探せ

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ボートレース江戸川のスタンドから東京スカイツリーが見えます。スカイツリーの高さは634(武蔵)mです。それにちなんで「江戸川634杯」のタイトル名が付けられました。江戸川で大きなレースをするときは、潮順と風を考慮に入れて日程を組みます。この時期は東京湾からの追い風が吹くので、風と流れがぶつからないように日を選びます。今回の「江戸川634杯」は上げ潮です。波立つことはありませんが、スタートが難しくなります。数多く江戸川で走っている東京支部の選手が有利です。1マークのターンは、風と潮の流れを受けるかたちになり、差しが決まりやすくなります。2マークは遅れ気味に初動を入れなくてはならないので、江戸川巧者の出番です。

潮汐表 満潮 干潮 流れ 潮

7月16日(火) 13時59分 18時51分 後半下げ潮 若潮
17日(水) 15時50分 08時48分 上げ潮 中潮
18日(木) 16時44分 10時14分 上げ潮 中潮
19日(金) 17時26分 11時03分 上げ潮 大潮
20日(土) 18時03分 11時49分 上げ潮 大潮
21日(日) 18時38分 12時38分 上げ潮 大潮

夏場の追風1m~4m

進入 1着回数(率) 2着回数(率) 3着回数(率) 出やすい出目
1 64(41.0%) 32(20.5%) 23(14.7%) 123 132 126
2 29(18.5%) 34(21.7%) 26(16.6%) 213 214 215
3 30(19.2%) 24(15.3%) 24(15.3%) 314 316 324
4 17(10.9%) 24(15.3%) 25(16.0%) 453 461 413
5 14(8.9%) 24(15.3%) 28(17.9%) 521 512 514
6 4(2.5%) 14(8.9%) 26(16.6%) 613 631 645
※集計・江戸川過去3年間

夏場の追風5m~9m

進入 1着回数(率) 2着回数(率) 3着回数(率) 出やすい出目
1 284(43.4%) 141(21.5%) 79(12.0%) 124 123 132
2 115(17.5%) 143(21.8%) 142(21.7%) 231 214 213
3 96(14.6%) 124(18.9%) 111(16.9%) 312 314 316
4 94(14.3%) 108(16.5%) 124(18.9%) 412 413 423
5 50(7.6%) 84(12.8%) 102(15.5%) 512 542 561
6 24(3.6%) 63(9.6%) 105(16.0%) 621 632 612
※集計・江戸川過去3年間

江戸川の夏場の追い風レースを調べると、5m未満よりも5m~9mまでの強い追い風の方が4倍もあります。江戸川634杯の期間中は、シリーズを通して上げ潮、追い風を想定して舟券作戦を立てた方が良いでしょう。強い追い風で注目したいのは6コースです。3連対率が30%もあります。3レースに1回の割合で3着で入るわけです。追い風で1マークの展開がバラけたところをまくり差しで抜け出してきます。高配当を約束されているので、「6」絡みは魅力のある舟券です。

江戸川のスタートの早い選手

山田哲也(0.11) 岡崎恭裕(0.12) 若林将新田雄史大池佑来権藤俊光 (0.13) 

江戸川の出走回数の多い選手

桑原将光(194走) 山田亮太(176走) 渡邉雄朗(168走)

江戸川勝率ベスト3

岡崎恭裕(7.70) 大池佑来(7.41) 益田啓司仲谷颯仁(7.33)
※集計・江戸川過去3年間
桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。