売上が好調なナイター場が2号賞金

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ボートレースの賞金は開催施行者から選手に支払われます。その額は毎年日本モーターボート選手会と全国モーターボート施行者協議会の話し合いで決定します。基準になるのが1日平均の売上です。今年度の基準額は1日平均売上4.45億円です。基準額未満は1号賞金、以上は2号賞金場になります。

SG、GI、プレミアムGIは、基準額に関係なく全国統一されています。SGやGIの賞金がアップされていますが、一般競走の優勝戦は変わっていません。4着完走手当、5着完走手当、6着完走手当がアップになっている程度です。ボートレースは完全な優勝劣敗の厳しい世界です。

1号賞金(基準額未満) 一般競走

戸田、江戸川、浜名湖、常滑、津、びわこ、尼崎、鳴門、児島、宮島、福岡、唐津
着順 優勝戦 選抜戦 予選・一般
1着 80万円 23万3000円 9万円
2着 52万8000円 17万2000円 6万7000円
3着 42万8000円 13万5000円 4万7000円
4着 37万6000円 9万8000円 (2万9000円)
5着 34万3000円 7万7000円 (1万9000円)
6着 33万0000円 6万3000円 (1万1000円)
()は完走手当

2号賞金(基準額以上) 一般競走

桐生、平和島、多摩川、蒲郡、三国、住之江、丸亀、徳山、下関、若松、芦屋、大村
着順 優勝戦 選抜戦 予選・一般
1着 100万円 29万3000円 11万円
2着 75万8000円 21万2000円 7万8000円
3着 59万8000円 16万1000円 5万3000円
4着 46万4000円 121,000円 (3万4000円)
5着 43万1000円 9万8000円 (2万3000円)
6着 40万8000円 7万7000円 (1万3000円)
()は完走手当

ボートレーサーの年収(2023年)

A1級 4400万円
A2級 2300万円
B1級 1300万円
B2級 530万円
平均 1900万円

「ボートレーサーという職業」によると、2023年の全選手の平均年収は1900万円と前年よりも100万円アップしています。今年度はSGやGIの賞金がかなりアップされているので、平均年収もアップになります。トップクラスで活躍する選手ほど、賞金アップの恩恵を受けます。強くなればなるほど魅力ある世界です。上を目指して全力を尽くせということです。

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。