守屋美穂
守屋美穂

レディース戦の舟券作戦 5つのポイント

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前走地成績のチェックを怠るな

女子選手の数は、4月1日現在で261人です。新人の女子選手は経験不足のため、1年近くレースになりません。出走表で前走地の成績を調べてください。6着と5着しか並んでいない選手がいれば、舟券の対象外です。5艇レース、4艇レースと割り切って舟券を見立てて構いません。

女子戦1着率

1コース

・1~4R44.1%
・5~8R47.6%
・9~12R60.4%
・優勝戦64.2%

2コース

・1~4R20.7%
・5~8R17.9%
・9~12R14.0%
・優勝戦11.5%

3コース

・1~4R15.7%
・5~8R14.6%
・9~12R12.2%
・優勝戦5.6%

4コース

・1~4R11.7%
・5~8R13.5%
・9~12R9.0%
・優勝戦13.0%

5コース

・1~4R7.6%
・5~8R6.2%
・9~12R4.1%
・優勝戦1.9%

6コース

・1~4R1.5%
・5~8R1.7%
・9~12R1.6%
・優勝戦5.6%

女子戦コース別決まり手

1コース

・逃げ47.5%
・抜き2.3%

2コース

・まくり6.1%
・差し9.8%
・抜き1.3%

3コース

・まくり6.4%
・まくり差し3.4%
・差し2.3%
・抜き1.6%

4コース

・まくり5.3%
・まくり差し2.4%
・差し2.3%
・抜き0.9%

5コース

・まくり1.5%
・まくり差し3.1%
・差し0.3%
・抜き1.0%

6コース

・まくり0.1%
・まくり差し0.7%
・差し0.3%
・抜き0.2%

全体

・逃げ47.5%
・まくり19.7%
・まくり差し9.5%
・差し14.9%
・抜き7.2%

周回展示でターンの安定感とスピードに注目

ターン技術が未熟な選手は、周回展示を見るとすぐにわかります。3回あるターンで、ターンマークを3回とも外していないか、ターンで暴れていないか、ターンスピードはどうかをチェックしてください。特にスピードの乗った若い選手がいれば、「買い」です。前走地の成績で6着が少ない若い選手です。

3、4コースはまくりで勝つシーンが多い

過去1年間の女子戦のデータを調べると、「女子戦はまくり」が証明されました。特に3、4コースからの1着にその傾向が強いようです。まくりの1着が差しの3倍もあります。ただし、まくられても1コースが残るのも女子選手の特徴です。
・3コースの出目ベスト3 3-1-2 3-1-4 3-1-5
・4コースの出目ベスト3 4-1-2 4-1-3 4-2-1(4-5-1)同数

若い選手のスロー発進は進入回数をチェック

デビューして1年もするとコース取りで枠番を主張するようになります。ダッシュとスローからのスタートでは起こす位置、起こしのタイミング、1マークのターンのやり方が変わるので、慣れるまで時間がかかります。進入回数が少ないと、何かしら失敗をするものです。慣れない若い選手の右隣がまくるシーンが増えます。

高配当を提供は低調機を手にした有名選手

モーター抽選があるので、ボートの選手が勝ち続けることは困難です。これは女子選手でも同じです。女子でGIに出場するような選手でも、低調機を引いたときは着を崩してしまいます。インに入っても勝てなくて、高配当を提供します。有名選手が悲観的なコメントをしていれば、「外し」です。序盤にその傾向があります。
桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。