画面の周回展示はすべてチェック

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本場で舟券を買う人よりも、ボートピアやスマホで舟券を買う人の方が圧倒的に多いそうです。スマホでどこまで周回展示などをチェックしているか疑問ですが、ボートピアなら場内映像があるので、周回展示のチェックができます。最初に映し出されるのが2マーク、次にバック水面、最後に1周1マーク、2周目1マークです。本場だと全体の雰囲気を見る感じになり、ターン毎のボートの暴れ方などはわかりません。加速感は本場にかないませんが、点として見るなら画面の方です。

ただ、気をつけなければならないのは、波が残っているところを走った場合、ボートが思うように制御できなくなることです。ターンの直前で波に乗ると、サイドがかからなくなる分、ターンマークを外すケースが多くなります。これだけで「掛かりが悪い」と判断すると失敗します。たまたまのケースを避けるためには、2マーク、2回ある1マークのすべてを見るようにして下さい。2マークがダメでも1マークで2回共スムーズなら問題なしです。すべてダメなときは舟券の対象から外して構いません。

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。