上田龍星
上田龍星

旬レーサー 上田龍星(大阪・28歳)

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ダッシュ戦はまくり差しで2、3着

スポーツ推薦で選手になったこともあり、デビュー期から注目されていました。デビュー戦で1着を獲り、スケールの大きな走りに「艇界の超新星」のニックネームがつきました。今年に入り、宮島MB大賞、大村周年で優出しており、GI初優勝の期待が集まります。

最近のレース傾向は、スロー発進の方がスタートが早く、当然のように1着獲りになります。ダッシュ戦はトップスタートを決めることが少なく、差しに構えるレースが目立ちます。着獲りは2、3着が多く、1着はまくり差しが決まるケースだけです。好調なときは展示タイムが良くなる傾向です。

まだモーターに助けられている部分が大きい

「GI復帰2節目だった4月の大村周年は、予選最後のレースで4着以上だったらトップ通過だったんですが、そこで獲れませんでした。悔しかったし、ああいうところでしっかり着順を獲らないとって痛感しました。優勝戦は全速のスタートが行けなかったのが反省点ですね。遅れたら嫌だなと思って早めに起こしてしまって…。GIであんなレースができて自信にはなったけど、モーターに助けられた部分も大きいです。

前期は勝率も稼げたし、今年に入ってから優勝もできているので、リズムは良くなっていると思うけど、そこもやっぱり良いモーターを引けているっていうのが大きいですね。同期の小池修平の活躍は刺激になっているし、大阪支部の先輩たちもみんな凄いので、自分もついていかないとって思っています。

住之江は3月の太閤賞で新モーターを引いて全然ダメだったけど、今回はその分まで頑張りたいです」。
(マンスリーBOATRACEより抜粋)

1着決まり手(過去6ヵ月)

逃げ…22回
まくり…6回
まくり差し…7回
差し…11回
抜き…2回
※出場予定…GI住之江周年=5月31日~6月5日

4908・上田龍星(大阪)のプロフィールはこちら

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。