欠点を補うために選手は得意分野を作る
桧村賢一
舟券即戦力
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多摩川は優出回数の多いモーターが活躍期待機
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SGを開催するレース場は、モーターの保有台数が65基以上と決められています。少しでも性能の良いモーターを出場選手に与えるためです。多摩川のモーターは4月14日の開催から使用しています。すでに6節走ってボートレースオールスターが7節目になりますが保有台数が多いので、使用節は多くて4節です。4節連続して優出しているモーターはありません。しかし、初使用から間もない時期のモーターは整備の範囲が限定されていることもあって、連続して優出するモーターが性能上位と考えて間違いないでしょう。これから部品交換などが加わって、モーター性能も変化してきます。オールスターではセット整備などもあるでしょうが、とりあえず優出回数の多いモーターに注目です。
優出3回のモーターはありません。優出2回に注目です。序盤はこうしたモーターが活躍します。
オールスターで優出2回のモーターを獲得した選手
・55号機…佐藤翼・18号機…平本真之
・40号機…平山智加
・19号機…石渡鉄兵
・53号機…遠藤エミ
桧村賢一
1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」（サンケイブック）「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。
