デビュー期の新人がいたら5艇レース

{{ good_count }}

134期の新人が各地でデビューしています。齊藤仁萩原秀人選手の息子さんも134期です。他にもボート選手関係の新人が多いことが最近の特徴です。選手持ちプロペラの頃は、デビューする新人に先輩がプロペラをプレゼントしていました。整備士がモーターを担当していた頃は、新人のモーターを整備士が調整していました。その頃はデビュー期の新人がデビュー戦で1着というのも珍しくありませんでした。びわこでは3期連続で、新人がデビュー節で優出というのがありました。山口の岡村正巳はデビュー節で優勝という記録を残しています。

しかし、今は事情が違います。整備は自分でやり、プロペラも自分で叩かなければなりません。経験豊富な選手を相手にパワーで勝つことはできません。コース取りもアウトなら出番なしも仕方ありません。新人がいたら5艇レースと割り切って下さい。

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。